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■ 正式名称
「結いの杜(ゆいのもり)プロジェクト」
自然・文化・人の“結び目”となることを意味し、“杜”の字には「人が集まる場」と「森(自然)」の二重の意味を込めています。地域と都市それぞれの強みや役割を結び合わせ、新しい価値を育むイメージを表現しました。
■ キャッチフレーズ
「都市と地域がめぐり合う、一歩先の未来へ」
地域でも都市でもない“新しい場所”を共につくろうという期待と、「自分も参加したい」「一歩踏み出したい」という思いを短く凝縮しています。
──────────────────────────────── 2. プロジェクトの概要 ────────────────────────────────
■ 基本説明
「結いの杜プロジェクト」は、気候変動の進行や地域文化の衰退といった課題に対し、「地域が培ってきた自然との共生」と「都市が持つ多様なネットワーク」を有機的につなぎ、双方が活かし合う仕組みを生み出す取り組みです。地域の農林水産業者や伝統工芸職人、自治体、そして都市部の企業や投資家、消費者らが参加し、体験型プログラムや新規事業、教育や観光など多面的に連携します。
■ 目的
・地方では高齢化や担い手不足などが進み、自然と寄り添う暮らしや伝統的な知恵が失われつつある。
・都市では、資源の出処を意識しにくく大量消費構造に陥りがちで、自然に触れる機会が減少している。
このような社会背景のもと、地域と都市を「互いの強みを補完し合う循環システム」として再構築する必要があります。サステナブルな未来を共に築くうえで、「気候変動への対応」「人材の還流」「文化継承」が急務となっており、本プロジェクトはそのプラットフォームを提供します。
■ ビジョン
地域と都市が境目なく結ばれ、持続可能な環境と多様なコミュニティが育つ世界。自然資源や文化的知恵が次世代へ紡がれ、新たなビジネス価値と社会的意義が同時にめぐる社会を目指します。最終的には、国内外から「豊かさ」を体感する人材が集い、地域は活気と誇りを取り戻し、都市はコミュニティ形成のハブとしてさらに進化する未来を描きます。
──────────────────────────────── 3. 対象とする関係者・参加者 ────────────────────────────────
■ 想定する当事者(主役)